東京芸術劇場へのご支援のお願い
国際都市TOKYOの芸術文化を共に支えるパートナー企業として
東京芸術劇場は、音楽・演劇・舞踊・演芸等の芸術文化の振興とその国際的な交流を図るために、平成2年10月に東京都立の文化施設として開館いたしました。
以来、首都東京の音楽・舞台芸術の創造発信拠点として年間を通じて様々な創造活動を行い、国際的な舞台芸術の起点となるべく、海外の劇場や上演団体との共同制作、話題作の招聘等、多彩な作品の創作を積極的に引き続き実施して参りました。
昨年、東京都では、新たに文化政策の長期計画「東京文化戦略2030」が策定されました。当劇場も、芸術文化で躍動する都市東京の一翼を担い、東京のみならず日本を代表する芸術文化施設として、優れた音楽・舞台芸術の創造発信とともに、多くの方々に、芸術が身近にあることの価値を理解してもらえるような取組を続けてまいります。また、「芸術文化の次世代を育む劇場」として、若手アーティストやスタッフなど次世代の芸術文化の担い手育成にも取り組んで参ります。
一方、当劇場の公演事業を進めていくにあたり、増収に向けた営業強化、文化庁等の公的資金の積極的な獲得、経費の削減、業務の合理化などの努力を続けておりますが、広範な活動には、なお多くの資金を必要としております。
この機会に、国際都市TOKYOの芸術文化を共に支える東京芸術劇場のパートナー企業・団体として、ぜひとも、当劇場の活動についてご理解・ご賛同いただき、皆様からのご支援・ご協力を賜りますよう切にお願い申し上げます。
公益財団法人東京都歴史文化財団
東京芸術劇場
館長 荻田 伍