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多様性から生まれる表現を追求するDEIダンス・ファシリテーション講座

のはらカレッジ

のはらカレッジ

日程
2024年7月28日、8月18日、9月22日、11月24日、12月22日、2025年1月26日
全6回(すべて日曜日、午後)
会場

4会場での実施になります。
全6日間(日程表はこちら

①7月28日(日)東京芸術劇場

②8月18日(日)東京芸術劇場
③9月22日(日)ティアラこうとう
④11月24日(日)みどりアートパーク
⑤12月22日(日)調布市グリーンホール
⑥1月26日(日)みどりアートパーク

各回終了後に、レポート(A4サイズ1枚程度)を作成いただきます

プログラムオフィサー
西洋子(にし ひろこ)
プロフィール
西洋子(にし ひろこ) 

東洋英和女学院大学教授・博士(学術),NPO法人みんなのダンスフィールド理事長

お茶の水女子大学・同大学院で舞踊学とモダンダンス、コンテンポラリーダンスを学び、子どもの創造的な身体表現、精神科入院病棟でのダンスセラピー、コミュニティでのインクルーシブダンス等、肢体不自由・精神・発達・視覚・聴覚障害のある人を含む社会実践を学校や福祉施設、ミュージアムや文化施設等で展開し、国内外での上演を重ねる。一貫して多様性と向き合い、「のはら」をメタファーに、さまざまな個が変容しながら自由で生命的な表現が生まれる「共創表現ファシリテーション」の理論と実践手法を開発中。国立民族学博物館客員教授(2008-2012)、早稲田大学理工学術院客員教授 (2008-2018)、共創学会副会長(2017-)

講座
①アウェアネス(ファシリテータのための感受性や気づきを育む)

多様な参加者と身心で向き合う「のはら」でのファシリテーションには、鋭敏な身体感覚や柔らかな感性が必要です。感受性や気づきを育むワークを行い、ファシリテータの基盤を築きます。

講師

秋田有希湖(あきた ゆきこ)

鶴見大学短期大学部准教授、NPO法人みんなのダンスフィールド副理事長

お茶の水女子大学、同大学院で上演舞踊学を学び修士号を取得。保育・教育現場での身体表現研究を進めながら、被災地や公立劇場等で多様な人々とのWSを重ねファシリテーションを磨く。また2021年より、障害者就労支援センターでのWSを継続。

大村恵(おおむら めぐみ)

NPO法人みんなのダンスフィールド スタッフ/ファシリテータ

渡米してN.Y.やL.A.のスタジオで2年間ダンスを学び,帰国後はプロダンサーとして活動。空中パフォーマンスを修得して表現の探求を続け、またNESTA-PFTとして幅広い層への運動指導を行ってきた。現在は障害のある方の自助グループ活動に携わりながら,NPO法人みんなのダンスフィールドでファシリテーションの実際を学んでいる。

小井塚ななえ(こいづか ななえ)

東洋英和女学院大学専任講師・博士(学術)、東京藝術大学大学院音楽研究科修了、ピアニスト

演奏家が聴き手の元へ出向き音楽を共有する「アウトリーチ活動」を自身のライフワークとして音楽活動を展開している。近年は、子どもたちとのやり取りの中で生まれた様々なアイディアを学生や現場の方々と共有し発展させていくこと、そして多様な子どもたちとの音楽の場の創出をテーマに奮闘中。

平田泰久(ひらた やすひさ)

東北大学大学院工学研究科・教授
JSTムーンショット型研究開発プロジェクト目標3・プロジェクトマネージャー

東北大学で博士号取得。製造分野、介護分野等で活用できるロボットの研究開発を推進。国のムーンショットプロジェクトも推進し、AIロボットとの共生を目指した未来社会を多くの方々と共創。近年ロボットを活用したインクルーシブ・ダンスの取り組みも行い、パリオリンピック・パラリンピックの関連イベントで実演。

三上慧(みかみ けい)

東洋英和女学院大学准教授・博士(芸術学)、筑波大学大学院人間総合科学研究科修了、彫刻・木育研究

彫刻制作において、素材を共に生きるいのちと認識し、触覚で対話しながら、空間に凛とした存在感が生きる造形表現を継続して追究してきた。近年は、木彫研究へのアプローチを拡張し、人々の日常の暮らしに寄り添う木育の可能性を探究しており、美術教育の視点から保育者養成や地域社会に貢献できるよう努めている。

②ファシリテーションスキル:Nメソッド
(「のはら」を具体的に展開するファシリテーションの理論と実際)

「のはら」では、指導する/されるの従来型のスタイルを打ち破る柔軟で創造的なファシリテーションが求められます。常に参加者の表現に寄り添い、促し合い、いつの間にか引いていく消えゆくファシリテーションの理念と具体的手法を、ワークショップ形式で学びます。

講師

西 洋子(にし ひろこ)

東洋英和女学院大学教授・博士(学術),NPO法人みんなのダンスフィールド理事長

③レクチャー&ディスカッション
(社会で個性ある「のはら」を展開するための基礎的な知識と多分野の交流)

DEIのアートにかかわる様々な分野で活躍されている方を講師に招き、レクチャーおよび参加者とのディスカッションをおこないます。

講師

碓井千鶴(うすい ちづる)

アーツカウンシル東京 活動支援部助成課 シニア・プログラムオフィサー

聖心女子大学卒業。映画キュレーター・プロデューサーとして活動し、東京都写真美術館恵比寿映像祭の上映担当や主宰する団体Happy Tentで映画上映・製作を行った後、国立映画アーカイブ特定研究員として上映や海外機関との共催企画を手掛ける。2020年4月よりアーツカウンシル東京で助成プログラム運営に従事。

加藤健治(かとう けんじ)

国立長寿医療研究センター 健康長寿支援ロボットセンター室長/名古屋大学大学院工学研究科客員准教授

慶應義塾大学理工学部、同大学院研究科、総合研究大学院大学生命科学研究科を修了。博士(理学)。2017年より現職。専門は神経生理学、計測工学、福祉工学。ヴァイオリンを林茂子、(故)久保田良作の各氏に師事。第19回日本クラシック音楽コンクール シニアの部 全国第5位。現在ムジークフェライン室内楽団にて活動中。

政本美紀(まさもと みき)

横浜市緑区民文化センター みどりアートパークまち文化推進グループ長

公益財団法人横浜市芸術文化振興財団職員。横浜みなとみらいホール、横浜にぎわい座、横浜美術館、横浜赤レンガ倉庫1号館等での事業企画、施設運営、広報業務に携わる。2021年4月より現職。

松岡大(まつおか だい)

舞踏家/LAND FES代表

2005年より舞踏カンパニー山海塾に舞踏手として参加。「金柑少年」「とばり」「卵熱」「ARC」などの主要作品に出演中。
「LAND FES」を主宰し、パフォーミングアーツを通じて共生社会を目指す活動に取り組む。2017年より小田原「スクランブル・ダンスプロジェクト」講師。
2021年、Tokyo Tokyo FESTIVAL スペシャル 13 「Tokyo Real Underground」のキュレーターを務める。
Phantom Limb Company(NY)やPaola Prestini(NY)などの海外アーティストとのコラボレーションも多数。
https://daimatsuoka.com

三谷淳(みたに じゅん)

東京芸術劇場 事業企画課 事業調整係 社会共生担当係長

民間企業を経て、2007年より東京芸術劇場にて勤務。貸出業務、人材育成・教育普及事業、地域連携事業を経て2020年より社会共生事業の企画および制作に従事。

西 洋子(にし ひろこ)

東洋英和女学院大学教授・博士(学術),NPO法人みんなのダンスフィールド理事長

その他、複数の文化施設で実際に展開している「のはら」の見学・参加あり

主催:公益財団法人東京都歴史文化財団 東京芸術劇場
みどりアート&メディアパートナーズ
公益財団法人江東区文化コミュニティ財団 ティアラこうとう

企画・制作:NPO法人みんなのダンスフィールド
公益財団法人東京都歴史文化財団 東京芸術劇場
みどりアート&メディアパートナーズ